simple is ・・・
急性副鼻腔炎良くなってきてるとは思うから、このままちゃんと完治させたいなぁ~。
しかし、薬の副作用なのか、頭がぼーっとしたり、急に気持ちが落ちたりするのでちょっとまいっちゃう。
次回受診する時はせめて眠気の起きにくい薬に変えてもらうかなぁ(--;
そんな中ではやっぱりデザインを考える、という集中力かつ、エネルギーを使う作業はとても難しく。
また、情けないことですが、こうやって力を振り絞って生み出す作品でも、簡単そうに見えるんだろうなぁと
卑屈な気分になったりするのです(ノДT)
いや、実際簡単なんですよ?特に量産するような物というのは簡単でなければなりません。
いかに手抜き。。。というと語弊がありますが、手間やコスト少なく舞台上で効果的に見せるか、ということも
とても重要なところなのです。
私は同じ作業を繰り返す、量産が苦手。。。
しかし、このように1点物のティアラとはまた違う難しさのある量産物のデザインを考える時、
せっかくだから色んな人に利用して欲しい。。と思う反面、
同業者には絶対デザインを使われたくない、という思いも強いです。
(あ、そういう意味ではティアラデザインについても同じか。。。(^^;)
…いや、強くなってきた、という方が正解かなぁ~。
以前は自分の仕事を手伝ってもらうということに抵抗はなくて、
evlfewさんと個人的にやり取りした中でも作業をシェアしあえたら、
みたいなことを言ったこともあったんですけれど、(^^;
1つの作品を作る時に演目の解釈だとか、踊り手の年齢層とか、衣裳とのバランスとか、コストだとか、
舞台の大きさだとか、思いつく限りの情報から答え=デザインを考えるようになって
その結果としてのシンプル。。。に見えるデザインを作り上げた時。
「きっと『これぐらいなら私にも作れるわ』って思う人は少なくないんだろうなぁ」と思うと
そう考えただけで心がざわつくようになってきたというか(TT)
デザインに対する独占欲が強くなったというか(><;)
だけれど、技術的に「絶対他の人には作れまい!」というような作品が素晴らしいかというと。
そうではない。。。と私は思うのです。(私の場合はね。)
私が美しい、素敵だ、と思うものは大抵実にシンプルなものが多く、
実家への道の途中に日替わりでディスプレーをしているウェディングドレス屋さんがあるのですが、
色んなドレスを目にして、思うに、不要な装飾のついてないものほど美しいと思うのです。
しかし、ウェディングドレスは色んな方が身につけられるもの。
不要な装飾。。。というのは人によって違いがあるはず。
ショーウィンドゥに飾られているドレスは同じトルソーが身に着けているから、
そのトルソーにとって不要なもの。。と感じる何かがあるのかな。。。などと考えたりするのです。
ええすみません、すごく理屈っぽいです(^^;ハイ
バレエ衣裳に話を戻すと、トルソーほどではないけれど、バレリーナ体型というのは大体揃ってるわけで
そういう体型に合ったデザインがあの〝足まる見せ”クラシックチュチュであり
ウエストほっそり、ふんわりスカートのロマンティックチュチュであると思うのです。
(モダンの世界は更に踏み込んでレオタード1枚とか、体そのものを見よ!ですが)
役柄によってわざと奇抜なデザインが要求されることもありますが、
殆どの場合は、特に頭飾りというのは、主張しすぎないことが大事だと思うのです。
(しつこいですが、「私は」そう思うのです)
そうすると、必然的に無駄と思われるものをそぎ落とすことになり、
違和感をあまり感じさせないもの、
まぁ悪く言えばどこかで見たことのあるようなイメージの物ができていく。。。
そうして「素敵!」と言ってもらえることも多くなってきたけれど、
多分、『これぐらいなら私にも。。』と思えるようなものになっていくのかなぁと。
まぁ、ティアラの場合は不思議と同じように作ったつもりで、ちょっとの差が大きく出るから
真似されても似て非なる物になるのですが、
(だから、コピーはいけませんが、模倣は構わないと思っています)
量産するものは、、、大雑把な作りになるがゆえに、真似がコピーに近くなり、微妙な気持ちになるかな。。。
ま、そんな風に感じるのも、それだけ自分がプロとして育ってきてるっていうことなのかなって思ってみたり(^^;
evlfewさんが以前ご自身のブログで、作品が似たり寄ったりになる。。というようなことを書かれていた時に
私もそんな風にbesuoカラーを持っているティアラ屋になりたいな。。。と思ったんですが、
ちょっとそれに近づいたのかなぁ、なんて☆
落ちたり、浮いたり。
いい作品作るためにも、早く元気にならなくちゃ。
ランキング順位もまた落ちちゃいました~orzこちらも浮くように、応援いただけるとありがたいです(^皿^;
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頭飾りを作る上で、一番必要な能力は「想像力」だという気がします。
踊りだの衣裳だの舞台だの与えられている情報を頭の中で再現して、どんな頭飾りが見えてくるか。
それは時には依頼主の要望と違う物になったりすることもあります。
そういう場合は依頼主の言葉を再現する物と、自分の中に見えてきた物両方を作るのですが、
自分の見えたものの方を選んでいただけるようになれば一人前かなぁ。。と。
天才なら直感で作れちゃうんじゃないかしら、と自分の才能の無さを恨めしく思うのですが
想像力は勉強によって、結構補える部分もあるのではないかと思います。
しかし、経験を積めば積むほど、以前は気にならなかったものが気になるようになり、
結局相変わらず依頼して下さった方が「OK」を出して下さるまで本当にドキドキです(^^;
その代わり、有難いお言葉をいただいた時の感激も大きく大きくなったように思います。
頭飾りというマニアックなお仕事ですが。。。奥が深い!
しかし、薬の副作用なのか、頭がぼーっとしたり、急に気持ちが落ちたりするのでちょっとまいっちゃう。
次回受診する時はせめて眠気の起きにくい薬に変えてもらうかなぁ(--;
そんな中ではやっぱりデザインを考える、という集中力かつ、エネルギーを使う作業はとても難しく。
また、情けないことですが、こうやって力を振り絞って生み出す作品でも、簡単そうに見えるんだろうなぁと
卑屈な気分になったりするのです(ノДT)
いや、実際簡単なんですよ?特に量産するような物というのは簡単でなければなりません。
いかに手抜き。。。というと語弊がありますが、手間やコスト少なく舞台上で効果的に見せるか、ということも
とても重要なところなのです。
私は同じ作業を繰り返す、量産が苦手。。。
しかし、このように1点物のティアラとはまた違う難しさのある量産物のデザインを考える時、
せっかくだから色んな人に利用して欲しい。。と思う反面、
同業者には絶対デザインを使われたくない、という思いも強いです。
(あ、そういう意味ではティアラデザインについても同じか。。。(^^;)
…いや、強くなってきた、という方が正解かなぁ~。
以前は自分の仕事を手伝ってもらうということに抵抗はなくて、
evlfewさんと個人的にやり取りした中でも作業をシェアしあえたら、
みたいなことを言ったこともあったんですけれど、(^^;
1つの作品を作る時に演目の解釈だとか、踊り手の年齢層とか、衣裳とのバランスとか、コストだとか、
舞台の大きさだとか、思いつく限りの情報から答え=デザインを考えるようになって
その結果としてのシンプル。。。に見えるデザインを作り上げた時。
「きっと『これぐらいなら私にも作れるわ』って思う人は少なくないんだろうなぁ」と思うと
そう考えただけで心がざわつくようになってきたというか(TT)
デザインに対する独占欲が強くなったというか(><;)
だけれど、技術的に「絶対他の人には作れまい!」というような作品が素晴らしいかというと。
そうではない。。。と私は思うのです。(私の場合はね。)
私が美しい、素敵だ、と思うものは大抵実にシンプルなものが多く、
実家への道の途中に日替わりでディスプレーをしているウェディングドレス屋さんがあるのですが、
色んなドレスを目にして、思うに、不要な装飾のついてないものほど美しいと思うのです。
しかし、ウェディングドレスは色んな方が身につけられるもの。
不要な装飾。。。というのは人によって違いがあるはず。
ショーウィンドゥに飾られているドレスは同じトルソーが身に着けているから、
そのトルソーにとって不要なもの。。と感じる何かがあるのかな。。。などと考えたりするのです。
ええすみません、すごく理屈っぽいです(^^;ハイ
バレエ衣裳に話を戻すと、トルソーほどではないけれど、バレリーナ体型というのは大体揃ってるわけで
そういう体型に合ったデザインがあの〝足まる見せ”クラシックチュチュであり
ウエストほっそり、ふんわりスカートのロマンティックチュチュであると思うのです。
(モダンの世界は更に踏み込んでレオタード1枚とか、体そのものを見よ!ですが)
役柄によってわざと奇抜なデザインが要求されることもありますが、
殆どの場合は、特に頭飾りというのは、主張しすぎないことが大事だと思うのです。
(しつこいですが、「私は」そう思うのです)
そうすると、必然的に無駄と思われるものをそぎ落とすことになり、
違和感をあまり感じさせないもの、
まぁ悪く言えばどこかで見たことのあるようなイメージの物ができていく。。。
そうして「素敵!」と言ってもらえることも多くなってきたけれど、
多分、『これぐらいなら私にも。。』と思えるようなものになっていくのかなぁと。
まぁ、ティアラの場合は不思議と同じように作ったつもりで、ちょっとの差が大きく出るから
真似されても似て非なる物になるのですが、
(だから、コピーはいけませんが、模倣は構わないと思っています)
量産するものは、、、大雑把な作りになるがゆえに、真似がコピーに近くなり、微妙な気持ちになるかな。。。
ま、そんな風に感じるのも、それだけ自分がプロとして育ってきてるっていうことなのかなって思ってみたり(^^;
evlfewさんが以前ご自身のブログで、作品が似たり寄ったりになる。。というようなことを書かれていた時に
私もそんな風にbesuoカラーを持っているティアラ屋になりたいな。。。と思ったんですが、
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頭飾りを作る上で、一番必要な能力は「想像力」だという気がします。
踊りだの衣裳だの舞台だの与えられている情報を頭の中で再現して、どんな頭飾りが見えてくるか。
それは時には依頼主の要望と違う物になったりすることもあります。
そういう場合は依頼主の言葉を再現する物と、自分の中に見えてきた物両方を作るのですが、
自分の見えたものの方を選んでいただけるようになれば一人前かなぁ。。と。
天才なら直感で作れちゃうんじゃないかしら、と自分の才能の無さを恨めしく思うのですが
想像力は勉強によって、結構補える部分もあるのではないかと思います。
しかし、経験を積めば積むほど、以前は気にならなかったものが気になるようになり、
結局相変わらず依頼して下さった方が「OK」を出して下さるまで本当にドキドキです(^^;
その代わり、有難いお言葉をいただいた時の感激も大きく大きくなったように思います。
頭飾りというマニアックなお仕事ですが。。。奥が深い!
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よいティアラ悪いティアラ(ティアラの選び方)
ワイヤーで作るティアラ講座をなんとか4月中には始めたいと思ってるんですが、
段々講座の形がまとまってくる中で、
多分ティアラを選ぶ時にお客様が迷うことであろうと思うことを
直球で考えてみたいと思います。
なかなかアブないタイトルなので、誤解がないように最初に書いておきますが、
全ての人、すべての演目に共通していいティアラとか悪いティアラとかがあるわけじゃないです。
これは断言できると思います。
どうしてもと言うならば頭に入らないティアラは確かに悪いティアラですが。。ww
この場合もつけ方によってはティアラとしてはイマイチでも、シニョンに沿わせるなど
使い方によって問題なく使えたりすることもあるので、
買ったり作ったりしたティアラが目的に沿わないからと即失敗作、と決めつけることはないです。
ということで早速本題。。。
先程も書きましたように、ティアラ単体で見るならば
使い方とかつけ方、役柄などによって何かしら使えますので
失敗ティアラというのはそれほどないのではと思うのですが、
通常ティアラを選ぶ場面というのは
踊る人・演目・衣裳・舞台等が決まっていることが殆どではないかと思います。
教室などでしたら、いくつか手持ちがあって、実際に試し付けをしながらその中から
一番合うと思うものを選べると思うのですが、個人でお買い求めになる場合は本当に難しいと思います。
まず一番に好きなデザインであるということはできればそうであってほしいのですが
私はデザインが一番とは思っていません。
デザインが気に入っても合わない。。。残念ながらそういうことは良くあることだからです。
(ここからは少々辛口が入りますので気分を害される方もおられるかもしれませんが、お許しください)
バレエというのはスポーツではなく、芸術ですから、美を要求されます。
何を持って美となすかというのはまた深い話ですので、割愛しますが
少なくともバレエにおいては鍛え上げられた美しい肢体というのは
細く、と言っても薄くなく手足、首もすらりと長く、何と言っても小顔がよろしい。。。です。
もう容姿というのは努力ではどうにもならないものもあるので、
私としてもできれば避けて通りたい話題ではありますが(--;
しかし、よほど抜きんでたテクニックがあるのでもない限り、
容姿の良さというのは無視できない要素であります。。。(本当にシビアな世界で(汗))
モダンバレエはその鍛え上げられた体の線を強調するために
わざと装飾を極限に省くのだという話を聞いたことがありますが
それに関してはすみません、あまり勉強していないのでここでは触れません。
モダンではない、古典の衣裳についてのみの話となりますが、
衣裳というのはその容姿を補完するものであるべきだと私は考えています。
豪華な装飾もより美しく見せるものでなければ、かえって弱い部分の強調となりかねず
ご本人のいないところでの作成は本当に不可能ともいえる作業だと思います。
(衣裳だと必ずぴったり合わせるために補正をするでしょう?)
ティアラもしかり、だと思うのです。
ティアラこそ、本当は一番目立つ頭を飾る物ですから必ず数種類のデザインで
フィッティングが必要なのではと思うのですが、
残念ながらコスパの問題やティアラに関する情報が少ないこともあり、
そこまでできていないことが殆どなのでは。。。と思います。
私自身このように書きながら、どれほどのことを自分が分かっているだろうか?と思いますもの!!
(それが交流型ティアラ講座をやろう!と思った発端なんですけれどね)
けれど、難しい難しいと言っても、なんとか選ばなければならないとする。
まずは自分の頭の形がどんなタイプになるのか認識してください。
実は頭の大きさもですが、頭の形で似合うティアラ、似合わないティアラがはっきり分かれます。
私もまとめてみようと思った時もあったのですが、自分の乏しい経験に自信が無くてさまよっていた時に
Ballet Attic's Propのevlfewさんの素晴らしいサイトに出会い、これを参考にするようお勧めさせていただいています。
こちらです→顔型別ティアラのつけ方の参考ページ
(evlfewさんは同じFC2ブログということがご縁になってやり取りさせていただいていますが、
作品といい、見識といい、お人柄といい、お友達というよりは間違いなく私のティアラの素敵なお師匠様です♪)
これを見ていても分かるのですが、カチューシャタイプというのは意外に難しいです。
プロの方がしているのを見るとと本当に華やかで美しいですが、
顔の横の方まで装飾があるということはまさに顔の輪郭を強調し
なおかつティアラの分だけ頭が大きくなるということ。
そして、かなり豪華になるのでそれに合わせる衣裳もゴージャスになる。
そこで、カチューシャタイプのティアラを選ぶ場合は衣裳と合わせてぜひ試着していただきたいと思います
(なんでもそうなんですけどね)
・顔のラインにあっているか
・大きすぎないか・高さがありすぎないか
・装飾が多すぎないか(大きいストーンがたくさんついているとキラキラ度が上がるので、ストーンの量も多ければいいというわけではないと思います)
・頭のラインにあっているか 等。
特に最後の頭のラインは、ビーズやコードのティアラでは比較的融通が利くようですが、残念ながら私の作品はそれほど可動域が大きくないので頭の形に合わない場合が結構あります。

この作品はトルミさんに合わせて作っているので、トルミさんには非常に良く合っているのですが
実際につけていただくと、頭の形に合わない作品の一例です。
前下がりが固定されているために、更に頭の形に合わせることができないのです。
(そういう意味では前さがり、サイドパーツは別付けになっている方が望ましいです)
カチューシャのカーブのラインも頭の形によってかなり違いがあるため、
カチューシャタイプのティアラを販売する前に、採寸してもらうようにするかとかちょっと悩み中です。。
(あ、これはEstherの話(^^;ゞ)
ビーズやコードのティアラでしたらこれほどは合わない!ということもないでしょうが、
やはりカチューシャのラインに合わせてティアラを作っていると思いますので、ベース型などきれいな弧を描かないお顔立ちの方は避けた方が良いかもしれないなぁとは思います。。。
もう一つ難しいなぁと思うのが、クラウン。
高さが低くて幅が広いクラウンなら比較的合わせやすいかと思うのですが、高さがあって煙突(?)のような
タイプのは結構難しいと思う。。
(白鳥にありがちですが、あれは羽根飾りとセットになっていることが多いのでまた違ってくるかと)
そう、何に使うか、、、にもよるんですが。。。

軽銀細工の勉強をしている時に、キットで作った物です。
変。。。とまではいかないんですが、結局これを着けれそうな子がいそうになかったため、
デコせずじまいの作品なのです。
なにせ高さが一番高いところで6.5㎝、トルミさんの顔長の1/3もある
(言い換えれば、頭の大きさが3割増し!(><))
役柄によっては出番もあるかもしれませんが。。。

このティアラは、商品写真だけ見て選んだのですが、
そういう意味でこれは私にとって、「デザインで選んだ失敗例」だったと思っています(--;
(何度も言うように、ティアラそのものがダメというわけではないですよ。
自分の使用目的にかなわないティアラを選んでしまったという意味での「失敗」です)
他にも写真ではよくても実際に付けてみると「合わない」と思うことがあり、
残念なことに実際の舞台でも「…(TT)」と思うものをお見かけすることが少なくないのでorz
何故そうなのか、もっともっと研究して詳しく説明してみたいところなのですが。。。
まぁこれは「私」の主観やセンス、というものも多分にあり、
それは全ての人に共通しているわけではないので、ルール、明文化するのはとても難しい。
ただ、Estherのティアラを素敵!と思って下さって、トルミさん達の着用画像を見て
「こんな感じのティアラをつけたい!」と思って下さる方には
イメージ通りの着用ができるようにお手伝いしたいと思っております。
今のところは試着、返品OK(送料はいただきますが)
カチューシャに関してはまだ試案中ですが頭のラインの型とっていただこうかなぁと。。。
(採寸も難しいですからね)
本当に納得いただけるティアラをお届けするための工夫も、色々考えていきたいと思いますので
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昨日はどちび君の初家庭訪問。
先生がいらっしゃるということで、慌てて片付けてたら色々作りたい物が。。。
(現実逃避ですハイ)
なんとかいろんなものをあっちにこっちに押し込んで、さぁそろそろ来られる頃!
スリッパを出そうと思ったら。
スリッパが1つしかないorz勿論1足に満たないという意味
犯人は・・・・!!!凸(゜Д゜#)
(→もちろん犯人は一人しかいません。そしてその一人は自分でもどこにやったかきっと忘れてる(爆))
お姉ちゃん達の参観日もあるからスリッパ買いに行こう。。。orz
段々講座の形がまとまってくる中で、
多分ティアラを選ぶ時にお客様が迷うことであろうと思うことを
直球で考えてみたいと思います。
なかなかアブないタイトルなので、誤解がないように最初に書いておきますが、
全ての人、すべての演目に共通していいティアラとか悪いティアラとかがあるわけじゃないです。
これは断言できると思います。
どうしてもと言うならば頭に入らないティアラは確かに悪いティアラですが。。ww
この場合もつけ方によってはティアラとしてはイマイチでも、シニョンに沿わせるなど
使い方によって問題なく使えたりすることもあるので、
買ったり作ったりしたティアラが目的に沿わないからと即失敗作、と決めつけることはないです。
ということで早速本題。。。
先程も書きましたように、ティアラ単体で見るならば
使い方とかつけ方、役柄などによって何かしら使えますので
失敗ティアラというのはそれほどないのではと思うのですが、
通常ティアラを選ぶ場面というのは
踊る人・演目・衣裳・舞台等が決まっていることが殆どではないかと思います。
教室などでしたら、いくつか手持ちがあって、実際に試し付けをしながらその中から
一番合うと思うものを選べると思うのですが、個人でお買い求めになる場合は本当に難しいと思います。
まず一番に好きなデザインであるということはできればそうであってほしいのですが
私はデザインが一番とは思っていません。
デザインが気に入っても合わない。。。残念ながらそういうことは良くあることだからです。
(ここからは少々辛口が入りますので気分を害される方もおられるかもしれませんが、お許しください)
バレエというのはスポーツではなく、芸術ですから、美を要求されます。
何を持って美となすかというのはまた深い話ですので、割愛しますが
少なくともバレエにおいては鍛え上げられた美しい肢体というのは
細く、と言っても薄くなく手足、首もすらりと長く、何と言っても小顔がよろしい。。。です。
もう容姿というのは努力ではどうにもならないものもあるので、
私としてもできれば避けて通りたい話題ではありますが(--;
しかし、よほど抜きんでたテクニックがあるのでもない限り、
容姿の良さというのは無視できない要素であります。。。(本当にシビアな世界で(汗))
モダンバレエはその鍛え上げられた体の線を強調するために
わざと装飾を極限に省くのだという話を聞いたことがありますが
それに関してはすみません、あまり勉強していないのでここでは触れません。
モダンではない、古典の衣裳についてのみの話となりますが、
衣裳というのはその容姿を補完するものであるべきだと私は考えています。
豪華な装飾もより美しく見せるものでなければ、かえって弱い部分の強調となりかねず
ご本人のいないところでの作成は本当に不可能ともいえる作業だと思います。
(衣裳だと必ずぴったり合わせるために補正をするでしょう?)
ティアラもしかり、だと思うのです。
ティアラこそ、本当は一番目立つ頭を飾る物ですから必ず数種類のデザインで
フィッティングが必要なのではと思うのですが、
残念ながらコスパの問題やティアラに関する情報が少ないこともあり、
そこまでできていないことが殆どなのでは。。。と思います。
私自身このように書きながら、どれほどのことを自分が分かっているだろうか?と思いますもの!!
(それが交流型ティアラ講座をやろう!と思った発端なんですけれどね)
けれど、難しい難しいと言っても、なんとか選ばなければならないとする。
まずは自分の頭の形がどんなタイプになるのか認識してください。
実は頭の大きさもですが、頭の形で似合うティアラ、似合わないティアラがはっきり分かれます。
私もまとめてみようと思った時もあったのですが、自分の乏しい経験に自信が無くてさまよっていた時に
Ballet Attic's Propのevlfewさんの素晴らしいサイトに出会い、これを参考にするようお勧めさせていただいています。
こちらです→顔型別ティアラのつけ方の参考ページ
(evlfewさんは同じFC2ブログということがご縁になってやり取りさせていただいていますが、
作品といい、見識といい、お人柄といい、お友達というよりは間違いなく私のティアラの素敵なお師匠様です♪)
これを見ていても分かるのですが、カチューシャタイプというのは意外に難しいです。
プロの方がしているのを見るとと本当に華やかで美しいですが、
顔の横の方まで装飾があるということはまさに顔の輪郭を強調し
なおかつティアラの分だけ頭が大きくなるということ。
そして、かなり豪華になるのでそれに合わせる衣裳もゴージャスになる。
そこで、カチューシャタイプのティアラを選ぶ場合は衣裳と合わせてぜひ試着していただきたいと思います
(なんでもそうなんですけどね)
・顔のラインにあっているか
・大きすぎないか・高さがありすぎないか
・装飾が多すぎないか(大きいストーンがたくさんついているとキラキラ度が上がるので、ストーンの量も多ければいいというわけではないと思います)
・頭のラインにあっているか 等。
特に最後の頭のラインは、ビーズやコードのティアラでは比較的融通が利くようですが、残念ながら私の作品はそれほど可動域が大きくないので頭の形に合わない場合が結構あります。

この作品はトルミさんに合わせて作っているので、トルミさんには非常に良く合っているのですが
実際につけていただくと、頭の形に合わない作品の一例です。
前下がりが固定されているために、更に頭の形に合わせることができないのです。
(そういう意味では前さがり、サイドパーツは別付けになっている方が望ましいです)
カチューシャのカーブのラインも頭の形によってかなり違いがあるため、
カチューシャタイプのティアラを販売する前に、採寸してもらうようにするかとかちょっと悩み中です。。
(あ、これはEstherの話(^^;ゞ)
ビーズやコードのティアラでしたらこれほどは合わない!ということもないでしょうが、
やはりカチューシャのラインに合わせてティアラを作っていると思いますので、ベース型などきれいな弧を描かないお顔立ちの方は避けた方が良いかもしれないなぁとは思います。。。
もう一つ難しいなぁと思うのが、クラウン。
高さが低くて幅が広いクラウンなら比較的合わせやすいかと思うのですが、高さがあって煙突(?)のような
タイプのは結構難しいと思う。。
(白鳥にありがちですが、あれは羽根飾りとセットになっていることが多いのでまた違ってくるかと)
そう、何に使うか、、、にもよるんですが。。。

軽銀細工の勉強をしている時に、キットで作った物です。
変。。。とまではいかないんですが、結局これを着けれそうな子がいそうになかったため、
デコせずじまいの作品なのです。
なにせ高さが一番高いところで6.5㎝、トルミさんの顔長の1/3もある
(言い換えれば、頭の大きさが3割増し!(><))
役柄によっては出番もあるかもしれませんが。。。

このティアラは、商品写真だけ見て選んだのですが、
そういう意味でこれは私にとって、「デザインで選んだ失敗例」だったと思っています(--;
(何度も言うように、ティアラそのものがダメというわけではないですよ。
自分の使用目的にかなわないティアラを選んでしまったという意味での「失敗」です)
他にも写真ではよくても実際に付けてみると「合わない」と思うことがあり、
残念なことに実際の舞台でも「…(TT)」と思うものをお見かけすることが少なくないのでorz
何故そうなのか、もっともっと研究して詳しく説明してみたいところなのですが。。。
まぁこれは「私」の主観やセンス、というものも多分にあり、
それは全ての人に共通しているわけではないので、ルール、明文化するのはとても難しい。
ただ、Estherのティアラを素敵!と思って下さって、トルミさん達の着用画像を見て
「こんな感じのティアラをつけたい!」と思って下さる方には
イメージ通りの着用ができるようにお手伝いしたいと思っております。
今のところは試着、返品OK(送料はいただきますが)
カチューシャに関してはまだ試案中ですが頭のラインの型とっていただこうかなぁと。。。
(採寸も難しいですからね)
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昨日はどちび君の初家庭訪問。
先生がいらっしゃるということで、慌てて片付けてたら色々作りたい物が。。。
(現実逃避ですハイ)
なんとかいろんなものをあっちにこっちに押し込んで、さぁそろそろ来られる頃!
スリッパを出そうと思ったら。
スリッパが1つしかないorz勿論1足に満たないという意味
犯人は・・・・!!!凸(゜Д゜#)
(→もちろん犯人は一人しかいません。そしてその一人は自分でもどこにやったかきっと忘れてる(爆))
お姉ちゃん達の参観日もあるからスリッパ買いに行こう。。。orz
バレエティアラの留め方
継続は力なり。。とはいうけれど、ブログを書き続けて1年半、ようやく!
バレエティアラについてコアに語り合えるお友達ができました。゚ヽ(゚´Д`)ノ゚。 ヤッターン♪
Kさんとしておきましょう(Kさん、勝手に決めてごめんなさい~(汗))
Kさんとのやり取りのきっかけは、
Kさんがiichiショップのお客様になって下さったことから始まっているのですが
このブログも見ていて下さったようで(〃ノωノ)キャッ
↑何をいまさらかと思われるかもだけどやっぱりちょっと恥ずかし~
私のティアラをちゃんと購入して下さったように
他のハンドメイドでバレエティアラを作っておられる方の作品もちゃんと購入したり、
講座を受けたりなさっているKさん。
お話を伺っていても勉強になることがいっぱい!なのです。
勿論ティアラを実際に採用してくださる先生やダンサーの方のアドバイスや要望もとても勉強になるのですが
同じ作り手としての目線からの色々な話や質問は、やはりダイレクトなだけに
ハンパない満足感があります(笑)
そのKさんと「ティアラを頭に留める方法」について、メールで話した(?)のですが、
文章ではうまく伝わりにくいのと、きっと関心のある方は他にもおられるに違いないと思うということで
ブログの記事にさせていただくことにしました♪
あくまでも私の作り手としての留め方に関する話題です。
留め方自体は本当はプロのダンサーの方や教室の先生などにお聞きした方がいい。
でもティアラや髪飾り自体のつける部分の工夫によってつけるしかないというのが現状だと思うので、
作り手側からの話も面白いんでないかなぁと。
(相変わらず前置きが長くてすみません(汗))
手持ちのティアラ(私の作品でないものもあります)からいくつか。。。

バレエをやっている方には当たり前のことだと思うのですが、本番の日の頭というのはこれでもか!というぐらいジェルやスプレーを使ってガチガチに固めてあります。
その頭に、同じ頭飾りをずっとつけっぱなし、なんてことはまずめったにないので、頭飾りを付けたり外したりする際になるべくこれが壊れてしまわないようにする必要があります。
私がティアラを作る際に髪の毛付きのトルソーを使うことににこだわっているのは、作ったティアラが引っかかって髪の毛が乱れないかどうかチェックする、そういう理由もあります。
(といってもデザイン的にどうしても譲れない場合は気を付けていただくしかないものもありますが。。。)
まずは、うちの教室の主流であったコード(ブレード)ティアラ。

全体像が見えなくて申し訳ないのですが、前と後ろがサイドでつながっている2連ティアラです。
頭に留めるための工夫を何もしておりません。そうすると、中央からはピンを刺しにくいので前から後ろから刺すわけですが、ご覧のとおり、針金の太さにピンがパカッと開いて、ピンの意味があるのかないのか。。。

そこでうちの教室では(別のティアラですが、)このように黒ゴムを付けたり、コームを付けたりして固定するための工夫をティアラに施すわけです。
これもゴムつけ位置とかよく考えないと、後ろや中央ばっかりしっかり留まって、肝心の前がパカパカ浮いてしまったりするのでちょっとしたコツがあるみたいなんですが、私は軽銀細工でティアラを作り始めてしまったのであまり研究できておりません(^^;ゞ
むしろこのやり方は同じようにやっている方に、こちらがコツを教えていただきたいところです(-人-;

ビーズで作ったティアラの場合、このようにビーズの間に何とか通すこともできなくはないのでしょうが、あまりたくさん刺すとワイヤーが切れちゃうんじゃないかと心配になるので、ワイヤーで部分的にピンを通すための輪っかを作ってあったりするのですが、

うちの先生などはそれも心もとなく感じるらしく、「コームを付けて下さい!」と言われるのです。
(ちなみにこのビーズのティアラは私の作品ではないので、作られた方はもしかしたら本当は違う留め方をされているのかもしれない)
コームをつければ一気に解決と思いたいのですが、私は実はコームは好きじゃない。
何故かというと、ティアラの微妙なカーブとコームのカーブが沿わないので、どうしても隙間が空いているところができて何かこうきれいに決まらないし、無理に隙間をなくそうとすると一部だけがつったりして形がゆがむのです。(つけ方が悪いだけかもしれないですが(^^;)

こんな感じ。分かるかな。。。どうせ見えないところだし、作り手ならではのこだわりに過ぎないかもだけれど。
それだけじゃなく、コームは刺すのはいいが、抜き取る時に頭を崩しやすい!

あまりがっしり刺すとそぉっと抜き取らないと、髪の毛引っかかります。
なので、

なので、結局コーム付けたってピンで止めることになったりするのですww
まぁしかしこうして並べてみると、私が頭飾りつけるの苦手なんだわ~(笑)
経験豊富で上手な人なら、どんな飾りでもほいっときれいにつけれるんじゃないかとは思うんですが、もともと自分の身を飾ること自体に無頓着な私。
ピンでしっかりキレイに刺すということが難しくてたまりません(TT)これに関しては不器用認めます。。(化粧も苦手です)
そんな私だからこそ思いついたのかもしれませんが、現在軽銀細工で作っているティアラはこのようにしています。

ピンを刺す用のワイヤーをもう一本♪

ピン、4本刺さってますが、どこにあるか分かるかなぁ~?ww
これがないと、軽銀細工でも

一番最初にご紹介したブレードティアラよろしく「刺さらねぇ~!」のでございます。・゚・(*ノД`*)・゚・。(軽銀細工を使用していただいて一番最初に指摘された問題点)
そのままでは刺さらないので、向きを変えたワイヤーをもう一本渡しているだけなのですが、考えようによっちゃピンを刺すごとに金属も痛むと思うので、このワイヤーだけ切れても交換できるというのはなかなかいいアイデアだと思うのです。
が。←昨日も出たな。。。
この記事の写真を撮るために実際にピンを刺してみたところ、意外に厚みがあって
刺すのに結構力がいる。。。orz
これじゃ全然刺しやすくないじゃん(TT)
ワイヤーの叩き加減によるのだろうと思うのですが、向きを変えれば大丈夫だろうぐらいに思っていたので、実際にどのぐらい叩けばいいかとかあまり意識していなかったための大失敗です。
気が付かせて下さったKさん、ありがとうございます(T人T)
早速次回からはスムーズにピンが刺せる厚みになったことを確認してから取り付けます。
既にお買い求めくださった方々で、これじゃ刺せないわ(--#っていう方がおられましたらお直ししますので着払いにて送って下さいね☆
単に隙間が狭くて刺さらないよぉ~っていう時は

極めて原始的ですが、、、隙間を広げてやってくださいww
現時点ではこれ以上いい方法が思いつかないのでしばらくはこの方法で行こうと思いますが、もっといい方法ないか今後も模索し続けます☆
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そろそろねこリーナの季節が来たかしら。。。
ちなみに手元にあるものの中で一番不親切なティアラはこれ。

市販の物で一見すごく素敵なデザインですが、結構重い割にピンで刺す場所がない。

中に一応輪っかがあるのですが、これに一体どうやってピンを刺せと!?(頭に刺さる角度しか思いつかねぇ(゚Д゚;))
100歩譲ってゴムを付けるものだったとしても、ピンの大きさを考えるとやっぱり固定できそうもない。しかも1対しかないし。。。
ウェディングには大丈夫だろうと思うけれど、しっかり固定しなければならないバレエティアラには不向きです。
バレエティアラを買う時は値段やデザインだけではなく、固定するための工夫の部分も見て下さいね~♪
バレエティアラについてコアに語り合えるお友達ができました。゚ヽ(゚´Д`)ノ゚。 ヤッターン♪
Kさんとしておきましょう(Kさん、勝手に決めてごめんなさい~(汗))
Kさんとのやり取りのきっかけは、
Kさんがiichiショップのお客様になって下さったことから始まっているのですが
このブログも見ていて下さったようで(〃ノωノ)キャッ
↑何をいまさらかと思われるかもだけどやっぱりちょっと恥ずかし~
私のティアラをちゃんと購入して下さったように
他のハンドメイドでバレエティアラを作っておられる方の作品もちゃんと購入したり、
講座を受けたりなさっているKさん。
お話を伺っていても勉強になることがいっぱい!なのです。
勿論ティアラを実際に採用してくださる先生やダンサーの方のアドバイスや要望もとても勉強になるのですが
同じ作り手としての目線からの色々な話や質問は、やはりダイレクトなだけに
ハンパない満足感があります(笑)
そのKさんと「ティアラを頭に留める方法」について、メールで話した(?)のですが、
文章ではうまく伝わりにくいのと、きっと関心のある方は他にもおられるに違いないと思うということで
ブログの記事にさせていただくことにしました♪
あくまでも私の作り手としての留め方に関する話題です。
留め方自体は本当はプロのダンサーの方や教室の先生などにお聞きした方がいい。
でもティアラや髪飾り自体のつける部分の工夫によってつけるしかないというのが現状だと思うので、
作り手側からの話も面白いんでないかなぁと。
(相変わらず前置きが長くてすみません(汗))
手持ちのティアラ(私の作品でないものもあります)からいくつか。。。

バレエをやっている方には当たり前のことだと思うのですが、本番の日の頭というのはこれでもか!というぐらいジェルやスプレーを使ってガチガチに固めてあります。
その頭に、同じ頭飾りをずっとつけっぱなし、なんてことはまずめったにないので、頭飾りを付けたり外したりする際になるべくこれが壊れてしまわないようにする必要があります。
私がティアラを作る際に髪の毛付きのトルソーを使うことににこだわっているのは、作ったティアラが引っかかって髪の毛が乱れないかどうかチェックする、そういう理由もあります。
(といってもデザイン的にどうしても譲れない場合は気を付けていただくしかないものもありますが。。。)
まずは、うちの教室の主流であったコード(ブレード)ティアラ。

全体像が見えなくて申し訳ないのですが、前と後ろがサイドでつながっている2連ティアラです。
頭に留めるための工夫を何もしておりません。そうすると、中央からはピンを刺しにくいので前から後ろから刺すわけですが、ご覧のとおり、針金の太さにピンがパカッと開いて、ピンの意味があるのかないのか。。。

そこでうちの教室では(別のティアラですが、)このように黒ゴムを付けたり、コームを付けたりして固定するための工夫をティアラに施すわけです。
これもゴムつけ位置とかよく考えないと、後ろや中央ばっかりしっかり留まって、肝心の前がパカパカ浮いてしまったりするのでちょっとしたコツがあるみたいなんですが、私は軽銀細工でティアラを作り始めてしまったのであまり研究できておりません(^^;ゞ
むしろこのやり方は同じようにやっている方に、こちらがコツを教えていただきたいところです(-人-;

ビーズで作ったティアラの場合、このようにビーズの間に何とか通すこともできなくはないのでしょうが、あまりたくさん刺すとワイヤーが切れちゃうんじゃないかと心配になるので、ワイヤーで部分的にピンを通すための輪っかを作ってあったりするのですが、

うちの先生などはそれも心もとなく感じるらしく、「コームを付けて下さい!」と言われるのです。
(ちなみにこのビーズのティアラは私の作品ではないので、作られた方はもしかしたら本当は違う留め方をされているのかもしれない)
コームをつければ一気に解決と思いたいのですが、私は実はコームは好きじゃない。
何故かというと、ティアラの微妙なカーブとコームのカーブが沿わないので、どうしても隙間が空いているところができて何かこうきれいに決まらないし、無理に隙間をなくそうとすると一部だけがつったりして形がゆがむのです。(つけ方が悪いだけかもしれないですが(^^;)

こんな感じ。分かるかな。。。どうせ見えないところだし、作り手ならではのこだわりに過ぎないかもだけれど。
それだけじゃなく、コームは刺すのはいいが、抜き取る時に頭を崩しやすい!

あまりがっしり刺すとそぉっと抜き取らないと、髪の毛引っかかります。
なので、

なので、結局コーム付けたってピンで止めることになったりするのですww
まぁしかしこうして並べてみると、私が頭飾りつけるの苦手なんだわ~(笑)
経験豊富で上手な人なら、どんな飾りでもほいっときれいにつけれるんじゃないかとは思うんですが、もともと自分の身を飾ること自体に無頓着な私。
ピンでしっかりキレイに刺すということが難しくてたまりません(TT)これに関しては不器用認めます。。(化粧も苦手です)
そんな私だからこそ思いついたのかもしれませんが、現在軽銀細工で作っているティアラはこのようにしています。

ピンを刺す用のワイヤーをもう一本♪

ピン、4本刺さってますが、どこにあるか分かるかなぁ~?ww
これがないと、軽銀細工でも

一番最初にご紹介したブレードティアラよろしく「刺さらねぇ~!」のでございます。・゚・(*ノД`*)・゚・。(軽銀細工を使用していただいて一番最初に指摘された問題点)
そのままでは刺さらないので、向きを変えたワイヤーをもう一本渡しているだけなのですが、考えようによっちゃピンを刺すごとに金属も痛むと思うので、このワイヤーだけ切れても交換できるというのはなかなかいいアイデアだと思うのです。
が。←昨日も出たな。。。
この記事の写真を撮るために実際にピンを刺してみたところ、意外に厚みがあって
刺すのに結構力がいる。。。orz
これじゃ全然刺しやすくないじゃん(TT)
ワイヤーの叩き加減によるのだろうと思うのですが、向きを変えれば大丈夫だろうぐらいに思っていたので、実際にどのぐらい叩けばいいかとかあまり意識していなかったための大失敗です。
気が付かせて下さったKさん、ありがとうございます(T人T)
早速次回からはスムーズにピンが刺せる厚みになったことを確認してから取り付けます。
既にお買い求めくださった方々で、これじゃ刺せないわ(--#っていう方がおられましたらお直ししますので着払いにて送って下さいね☆
単に隙間が狭くて刺さらないよぉ~っていう時は

極めて原始的ですが、、、隙間を広げてやってくださいww
現時点ではこれ以上いい方法が思いつかないのでしばらくはこの方法で行こうと思いますが、もっといい方法ないか今後も模索し続けます☆
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そろそろねこリーナの季節が来たかしら。。。
ちなみに手元にあるものの中で一番不親切なティアラはこれ。

市販の物で一見すごく素敵なデザインですが、結構重い割にピンで刺す場所がない。

中に一応輪っかがあるのですが、これに一体どうやってピンを刺せと!?(頭に刺さる角度しか思いつかねぇ(゚Д゚;))
100歩譲ってゴムを付けるものだったとしても、ピンの大きさを考えるとやっぱり固定できそうもない。しかも1対しかないし。。。
ウェディングには大丈夫だろうと思うけれど、しっかり固定しなければならないバレエティアラには不向きです。
バレエティアラを買う時は値段やデザインだけではなく、固定するための工夫の部分も見て下さいね~♪